ハロウィンから見える、日本とニュージーランドの文化の違い

ハロウィンから見える、日本とニュージーランドの文化の違い

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🎃 同じハロウィンでも、まったく違う光景

ニュージーランドではハロウィンが盛り上がっているという話もあれば、静かに過ぎる地域もあります。
私の住む地域では、近所の一部で子どもたちが仮装して「Trick or Treat!」と楽しむ姿も見られる一方、特に何もせず普通の日として過ごす家庭がほとんどです。

「ハロウィンって、みんなが楽しむイベントじゃないの?」
映画で見る欧米のハロウィンをイメージしていた私にとって、ニュージーランドでの“温度差”は新鮮な驚きでした。

🕯️ ニュージーランドのハロウィン:地域によって異なる“温度差”

ニュージーランドでは、ハロウィンの過ごし方が地域や家庭によって大きく違います。(以下考察)

  • ヨーロッパ系の家庭が多い地域では、子どもたちが仮装して通りを歩く光景がよく見られます。

  • 一方、アジア系や宗教的な家庭が多い地域では、ハロウィンそのものに距離を置く傾向も。

多文化社会でありながらも、それぞれの家庭が“信念に基づいて選ぶ”のがニュージーランドらしいところ。
キリスト教的な価値観を重んじる人々の中には、「悪魔を象徴するような行事には関わらない」という考え方も根強く残っています。

つまり、「みんなで合わせる」のではなく、理解した上で“参加しない自由”を選ぶ社会なのです。

🧙‍♀️ 日本のハロウィン:“楽しさ”重視

一方の日本では、ハロウィンはすっかり“仮装イベント”として定着しています。
宗教的な意味合いを意識する人はほとんどいません。

ショッピングモールやテーマパークでのイベント、カフェの限定メニューなど、「楽しそうだから取り入れる」スタイルが主流です。
日本人はもともと宗教色が薄く、外来文化も“形から入る”ことで自然に自分たちの文化に取り込んでいく傾向があります。

この柔軟さが、日本社会の「調和力」を支えているのかもしれません。

🌏 文化の“受け止め方”に表れる国民性

外来文化であるハロウィンを通して見えてくるのは、両国の価値観の違いです。

観点ニュージーランド日本
社会の特徴多文化だが、信念を重んじる無宗教的で、調和を重んじる
外来文化への姿勢理解して受け入れる/理解して拒む意味よりも楽しさ・流行重視
ハロウィンの捉え方家庭ごとの“選択”社会全体の“イベント”

ニュージーランドは「信念を守る多文化社会」=新しいものを取り入れるのは慎重に。
日本は「意味を問わない調和型社会」=流行に敏感。

同じ島国でも、文化との付き合い方がこれほど違うのは興味深いですね😊

🎭 ハロウィンは、文化を映す“鏡”

ハロウィンひとつとってみても、それぞれの国の価値観や歴史が反映されているように思います。

異文化の中で暮らしてみると、自分の国の当たり前が少し違って見えてきます。
それこそが、海外生活や留学の大きな魅力の一つです。

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現在は永住権を取得してニュージーランドで生活しています。
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