【マタリキって何?】ニュージーランドの新年を迎える“星の祝日”

【マタリキって何?】ニュージーランドの新年を迎える“星の祝日”


T&J Star

blog

マタリキとは?日本で言う“昴(すばる)”のこと

「マタリキ」は、**マオリ語で“プレアデス星団”**を指します。
日本では「昴(すばる)」とも呼ばれ、冬の夜空にきらめく有名な星の集まりですね。
 
ニュージーランドでは、このマタリキが冬の空に再び姿を現す時期を“新年の始まり”とし、マオリの伝統では大切な節目とされています。
 
2022年からは正式な祝日となり、学校や保育園、地域コミュニティでもイベントが開かれるようになりました。
matariki

子どもの保育園からのお願いにほっこり

うちの子が通う保育園でも、マタリキに関連したイベントが予定されているようで、先日こんなお願いが届きました。
 
🌟「星の形の飾りに使える素材(ラメやシールなど)を寄付していただける方は、ぜひご協力をお願いします」
 
星の飾りを使うと聞いて、「なるほど、星のお祭りなんだな」と実感。
こうした地域に根ざした文化が、日常に自然と入り込んでくるのがニュージーランドの魅力のひとつだと感じます。

イベントで感じる「新年らしさ」

地域によっては、以下のような催しが行われることもあるようです:
  • マオリの伝統儀式
  • 星をテーマにしたクラフトやワークショップ
  • 地元のマラエ(マオリの集会所)での集まりや祈りの場

マタリキが伝える価値観

マタリキは、単なる“星の祝日”ではありません。
  • 家族と過ごすこと
  • 亡くなった人をしのぶこと
  • これからの一年の願いを込めること
日本の「年末年始」とはまた違った、内省と希望の時間。
ニュージーランドに暮らすことで、こうした“静かな節目”の大切さを教えられる気がします。

日本と似ている?「凧あげ」の文化

ちなみに、マタリキの時期には”「凧あげ(kite flying)」”を行う伝統もあります。
マオリ文化では凧(マヌ・トゥクトゥク)は「天と繋がるもの」とされ、亡くなった人への思いや、新しい年への願いを空に届ける意味があるそうです。
 
日本のお正月の凧あげとどこか重なっていて、親しみを感じますね。
matariki

まとめ:ニュージーランドで感じる「もうひとつの新年」

  • マタリキは、星(昴/プレアデス)を見上げて迎えるマオリの新年
  • 保育園や学校など子どもたちの環境でも、文化が自然に根付いている
  • 凧あげや星の飾りなど、日本の風習と共通する点もあって面白い
  • 留学や親子移住を通じて、英語だけでなくこうした価値観にも出会える
「ニュージーランドに来てよかった」と感じる瞬間のひとつです。

もっとニュージーランドの教育や留学について知りたい方はこちらから🔽

「ちょっと話を聞いてみたい」くらいでも大丈夫です!  
チャットでサクッと、留学について聞いてみましょう。

↓こちらをクリックしていただくとランキングがみられます

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

 

自己紹介

書いてる人

T&J Star

現在は永住権を取得してニュージーランドで生活しています。
ニュージーランド・ハワイ・ベトナム・マレーシアなどの留学、親子留学や家族・グループで楽しく学べる留学を提案しています☺︎
ワーホリ・大人の留学・ツアーやニュージーランドのビザに関することなど、どんなことでもご相談ください。
ブログでは日々の出来事、海外ならではのことなども書いています♬
よろしくしくお願いします‼︎