スナックタイムは集中力と自立心を育てる?食の自由が子どもの学びに与える影響

スナックタイムは集中力と自立心を育てる?食の自由が子どもの学びに与える影響


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「お腹が空いたら食べていい?」ニュージーランドの教育現場に見る“自己調整”の力

“空腹のまま我慢する”のが当たり前だった日本

日本では、どれだけお腹が空いても「給食まで我慢」が当然とされてきました。
しかしニュージーランドの教育現場では、真逆とも言える考え方が根付いています。
「お腹が空いたら食べてもいい」——これは単なる“自由”ではなく、自己調整力を育む教育的アプローチでもあります。

本記事では、現地の保育園や学校での具体的な事例を交えながら、食を通じて育つ子どもの“自立”と“集中力”についてご紹介します。

「食べたい時に食べる」文化が当たり前のニュージーランド

ニュージーランドの保育園では、朝登園後に朝食を取る子どもも珍しくありません。
小学校や高校でも、”モーニングティー(午前の軽食時間)やアフタヌーンティー(午後の軽食時間)”が習慣化されています。

中高生の中には、登校途中のスーパーでスナックやサンドイッチを買ってから登校する生徒も。
大切なのは「時間」ではなく、「自分の身体の声に耳を傾けること」なのです。

スナックタイム

スナックタイムの意義|空腹が満たされると集中力が戻る

ニュージーランドの先生たちがよく口にするのは、
“「子どもはお腹が満たされていれば、穏やかで学びにも集中できる」”という言葉。

特に小さな子どもほど、空腹でイライラしやすく、ケンカの原因になることも。
逆に、軽くスナックを食べただけで、すっと気持ちが落ち着くこともよくあります。

自己調整力を育てるスナックタイム

ただ食べるだけでなく、「今、自分は空腹か?」「どのくらい食べれば足りるか?」という感覚を自分で判断する習慣は、
自己調整力や自己認識を自然に養う大切な時間でもあります。

これは、自分の心身の状態に目を向け、自律的に学びや生活を進めていくための基盤となります。

食べる自由から育つ、自分を大切にする力

「お腹が空いたら食べていい」——それは、子どもが自分自身を尊重することを学ぶ第一歩。
日常の些細な選択の積み重ねが、自立心や集中力、自己理解へとつながっていきます。

日本とニュージーランド、どちらが正しいということではありません。
けれど、子ども自身の感覚を信じる教育のあり方について、一度立ち止まって考えてみる価値はあるのではないでしょうか。

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