ピンクの服に込められた優しさ|ニュージーランドのピンクシャツデーとは?

ピンクの服に込められた優しさ|ニュージーランドのピンクシャツデーとは?


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はじめに|ピンクの服を着る日?その意味とは

「○月○日はピンクの服を着せてきてください」と、ある日ニュージーランドの保育園や学校から届く一通のお知らせ。
実はこれ、「ピンクシャツデー(Pink Shirt Day)」という、いじめ反対のメッセージを込めた特別な日なのです。

ピンクシャツデー

ピンクシャツデーとは?|世界に広がる“いじめ反対”運動

ピンクシャツデーは、2007年にカナダの高校生たちの行動から始まりました。
これは、同級生がピンクのシャツを着てきたことを理由にいじめられたのを見た学生たちが、「明日はみんなでピンクの服を着て登校しよう」と呼びかけ、連帯を示したのがきっかけです。

この運動は、今では世界的な取り組みとなり、ニュージーランドでは5月にピンクの服を着て思いやりを表現する日として定着しています。

ニュージーランドでの取り組み|保育園から職場まで

そして、我が家の子どもが通う保育園でも、「この日はピンクのシャツやアクセサリーをつけてきてね」と事前にお知らせがありました。
また、先生たちもピンクの洋服やアクセサリーで登園し、クラスでは「やさしくするってどういうこと?」「困っているお友だちに何ができる?」という話し合いの時間もあります。

さらに、現地の小中学校でもさまざまな取り組みが行われており、

  • 「違いを認めよう」

  • 「見て見ぬふりをしない」

  • 「声を上げる勇気を持とう」
    といった人として大切なメッセージが子どもたちにしっかり伝えられています。

留学や移住先としての魅力|“英語”だけじゃない学びがある

ニュージーランドでは、英語教育だけでなく「思いやり」や「多様性」を大切にする教育文化があります。

こうしたイベントを通じて、子どもたちは他人を思いやる力、正しいことのために行動する力を自然と身につけていきます。
親としては、子どもが「今日は〇〇くんに優しくできたよ」「困ってる子がいたら声をかけるようにしたよ」と報告してくれる姿に、心から安心できる瞬間もあります。

ピンクシャツデー

まとめ|ピンクシャツデーは“心を育てる”文化の日

ピンクシャツデーはただのイベントではありません。
「みんな違って、みんないい」「声を上げることは、恥ずかしいことじゃない」
そんな価値観が日常の中に根づいているからこそ、ニュージーランドは子育てにも留学にも向いている国だと感じています。

留学や親子移住をご検討中の方は、ぜひこうした文化にも目を向けてみてくださいね。

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